ペイペイ

世の中が『ペイペイ』だの『スマホ決済』等と騒いでいても、どこ吹く風。私には関係ないわ・・・と思っていた。取りあえず私はスマホに乗り換えているが、使いこなせていない。また、私の周りにはペイペイを使って支払いをしている人はいない。というより、仕事以外は同年代の友達ばかりなので「スマホ苦手」「まだガラ系」「ペイペイなんてよくわからん」「何それ」で話は終わっていた。「皆わからないんだ。私と一緒だ。良かった」と安心していた。

先日、高校の同級生2人と食事をした。その中の一人が『ペイペイ簡単よ』という。『そうかな?』『でも、やっぱり難しいよ』と、残りの二人は疑心暗鬼である。

『アプリをインストールすればいいのよ。』『そう?インストールだけなら・・』
と、やってみることに。
しかし・・・。インストールに時間がかかり進まない。多分私1人だったらここで止めてしまうだろう。
『遅いね・・』彼女は、私のスマホを取り『この店フリーWi-Fi使えるよね。』と、すぐに設定。
めちゃくちゃ速い!よくわからないながらも、うまくインストールできたので、そのまま先へ進むことにした。その後の登録について書こうと思ったが、行ったり来たり四苦八苦してかなり時間がかかったので覚えていない。『乗りかかった船だ。そのまま最後まで終了しよう。これを逃すと二度と私に『ペイペイ開始』のチャンスは巡ってこないかも』・・・と帰りたそうにしている友を待たせてスマホの登録を完了させた。これでペイペイ払いができるというわけだ。

お会計の金額を確認したあと、登録した銀行口座から支払いに足りない金額をスマホにチャージ。
お店のペイペイQRコードを読み込む⇒請求金額をスマホに入力⇒「支払」をクリック⇒スマホから「ペイペイ」って声が聞こえてきて支払完了。で、120円返金された。
・・だったと思う。『ペイペイって支払完了のお知らせなんだ。』と感心した次第。でも・・う~ん。やっぱり一人じゃ絶対無理!

帰り際、『ペイペイ使いこなすなんて無理よ』って落ち込んでいると、先の同級生曰く『できなくても果敢に取り組んでるからいいんじゃないの?皆、すぐにあきらめてるよ』だって。
褒められてるんだか、呆れられてるんだかわからないけど、取りあえず一人でペイペイ使ってみようと決心した次第。何事も挑戦しなければ進まない。ちょっとずつ背伸びをしながらでよい。無理なく上の景色が見えるとよいな。のんびり諦めずにいこう。

そうそう、ペイペイにチャージしたお金がちゃんと銀行から引かれているかどうか通帳で確認せねば。ってことは銀行のATMに行って記帳するってこと?これって意外に面倒。そういえば友達は『スマホで確認したら』って言っていたが、これが次回のハードルなのか。
もう一つ、IDとか認証番号とか、忘れないようにしなくては。そのためには覚える・・ではなく記録しておくこと。要注意だ。あ、ノートやメモをなくさないようにすること・・これが一番の課題だな。
当分は昭和と令和の間を行ったり来たりしているのだろうか。やっと平成に追いついたところだったのに次は若い令和か。ま、令和のしっぽを握りしめて置いていかれない程度にのんびりいくことにしよう。令和よ速く走らないでね。足腰鍛えていてもついていくのは辛い。